Wednesday, 2 July 2008

帰ってきたモンブラン



え~、いまをさることXX年前、当時「モンブランの太字」というものに意味なくあこがれていたわたくしは、初めて一人で行った海外旅行の帰り、残った現金を握り締めてアンカレッジのディーティーフリーでモンブランの万年筆を買いました。

しかし、使いこなせず、お蔵入りに。

こちらで住むようになってしばらくして、帰国時に目にして持ってきたんですが、インクを吸い上げるメカニズムが壊れていたようで(ほとんど使用していないのになぜ壊れたのかは謎)インクを吸わないし、ペン先はインクしみが取れないし、修理には最低で90ポンドかかるといわれるしで、そのまままた、お蔵入り、だったらまだしも、使いかけのまま洗いもせず、そのままペン立てに放り込んでありました。それも、安物のボールペンとかはさみとかまで一緒くたに。

そいつをまた引っ張り出して、モンブランのサービスセンターに送ったのが4月。2週間たってもなんの連絡もないのでメールすると、「そんなもん、届いてないで」との返事。

いや、普通そういうものを送るときはRegisteredとか確認の取れる郵便で送るのだけど、あて先が私書箱だったので、無理だろうと思って普通に送ったのですよ。で、てっきりこれは盗られたと思っていたら、6週間も経ってから郵便局から送り返されてきた。

どうやら送料不足だったせいらしいのだけど、そういう場合普通は送付先に連絡がいくはずなのに、それがいかず、郵便局でとまっていたらしい。で、送り人住所があったので、こちらにもどってきた、と。

で、送りなおして修理見積もりが来たら、10年ほど前に最低90ポンドだったんだから、100ポンドは確実に超えているだろうと思っていたらなんと42ポンドほど。はぁ?

もちろん、修理依頼しました。で、先週やっと戻ってきたわけです。

ところが、どうも書き味が違う。ペン先の染みもきれいにとれていたので一瞬、ペン先を取り替えたのかと思ったけど、ペン先は一番高いパーツだし、取替えは有料。サービスしてくれたとは思えず、たぶんクリーニングと微調整のみだとは思うのだけど、まえよりすべりが悪く、線も細いような気がしてならない。

最近はどちらかというと細字ファンになっているので、線が細めなのはかえって都合がいいくらいのもんだけど。

インクはモンブランのインクは手元になかったのでDiamineのUmber(グリーン系)を入れたけど、このペンに限ってはおとなしく製造元のインクを使おうと思っているので、先日購入してきた。

ちなみにインクを買ったときに同じモデルのペンの値段をみたら、330ポンドだった。うっひょう。例えデューティーフリーでも今はとても買えない。

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