Monday, 10 August 2009
帰って来たSheaffer
昨年、eBay というオークションサイトで何本か中古の万年筆を買った。そのうちの一番のお気に入りの1920年代のシェ-ファーのリングトップ(真ん中)、何を血迷ったか、外に持ち出してしまった。リングトップという名の通りクリップのない時代のものでキャップの先にリングがついていてこれにリボンなどを通して首から下げておくわけです(Ladies' pen なのだ)。
が、一日使う事もなく、通勤の帰りの電車に座ってから、そういえば今日、持ってきてたんだ、と触ったら、なんと、キャップだけしかないじゃないですか。本体が落ちてしまってました。ねじ式キャップなので簡単に外れるようなことはないし、万一落ちたらいくらなんでも気づくだろうと思ってたのですが。
もう、ショックで。帰宅してすぐ、ネットでいろいろ探したけど、まったく同じものは見つからず、一番似ているモデルもバレルの刻み模様とペン先が違う。このペンのなにが気に入っていたかといってフレキシブルな細字であることだったので、ほかのペン先では意味がない…。
よくよく思い返しても、シャツしかきていなかった会社の中で落としていたら絶対気づいただろうから、落としたとしたらジャケットを着ていた、朝、電車を降りて会社に着くまでの間としか考えられず、駅の構内などで落としていたら普通は後ろから来た人が声をかけてくれるだろうけど、でなきゃすでに踏まれて壊れてるかゴミとして捨てられてるかしてるだろう。
それでも翌朝、まったくの同ルートをたどって(通り道に若干バリエーションがあるのです)いったら、会社の最寄り駅から会社までのほとんど人通りのない道にぽとりと落ちておりました。感涙。
前日降った雨にぬれ、ちょっと砂がついてましたけど、ペン先から落ちなかったようでペン先も無事。
もう絶対離さないよ、と心に誓い、おうちに連れ帰った次第。
…そのくせ…。ひきつりながらネットサーフィンして見つけた一番似ているペンを…アメリカのeBayから買ってしまった…。ペン先はStubb nib といって、イタリック文字を書くためのペンのように横に鋭く切ってあるものなので、手持ちのものとまったくタイプが違うところが、前日には買わない理由だったのが、オリジナルが戻ってきたとたんに買う理由になってしまったわけです。
後、これはヴィンテージじゃなくてせいぜい1970年代以降のものでカートリッジ/コンバータ使用のモダンなペンなんですが、スタイルが昔のフラットトップなレトロスタイル、しかもバレルが黒で刻み模様つき、とスタイルが酷似しているシェーファーのOld Timer というのも見つけてしまって、買いたい気持ちと戦っております。ペン先がふつ~のミディアムというのがなんとか歯止めをかけているけど、このシンプルなデザインが好きなんだなぁ~。
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