Sunday, 3 July 2016

UCL Homer Summer School

1週間仕事を休んで、UCL (University of City of London) の Homer Summer Schoolに行ってきた。The Great Courses の教材が手に入ったので行くかどうか悩んだのだが、ギリシア語の専門家に直接質問できる機会は滅多にないだろうから、と予定通り参加。

このコースは、英語でホメーロスを読むクラスと、実際にホメーロスのギリシア語を勉強するクラスがあり、ギリシア語は3レベル。Begginer, Intermediate, Advancedで、advanced はIliadの22巻を読む、というもので絶対無理なので却下。BeginnerとIntermediateのコーステキストが私が三度挫折した Frank Beetham の Beginning Greek with Homer。

Beginnerクラスでやる範囲はほとんど知っているのだが、Pharrの本とは構成が違い、一部まったく手をつけていない事項があるため、Intermediateだとついていくのに苦労をし、Beginner だと退屈する可能性があってかなり悩んだ末、アクセントとか、音韻とか、最初の方に出てくる事項で、キチンと理解していない上、苦手なものをやり直しておこうと思い、Beginner クラスにした。

5日間、ロンドンで10時半から3時半まで1日4クラス。

クラスは15人位で、いわゆるmature student は初日は私を含めて二人のみ。もう一人の人は最初のクラスの後、ついていけそうにない、と英語で読むクラスに移ってしまったので、16才から21才くらいの若者に混じって一人だけ図抜けてオバさんがいる、といういささか居心地のよくないことになってしまった。

それでも、本当にホメーロスのギリシア語を勉強したくて来ているのなら、話もできたのだろうけど、何故、ここにいるのだ、というようなやる気のない感じの学生が半数はいて、進みも遅くてイライラさせられた。

加えて、講師が自国語訛りのすごいイタリア人女性で、コーステキストにガッチリ沿っていくだけ、という授業の進め方をする人で、質問もしにくく、返答は言語学の専門用語使いまくりでもう一つ分かり難いときている。休み時間が来ると「質問は?」の一言もなく、じゃ、休憩、といってクラスルームから消えてしまい、次のクラスの時間になるとサッと入ってきて、やはり挨拶なく、すぐに授業を始める、というスタイルで、最初はちょっと呆然とさせられた。

私はカバーする内容の半分以上は一応すでに知っていたのでついていけたけど、まったくの初学者には難しいだろうと思えた。

それでも、1日中ギリシア語だけやっていればいいというのは天国だった。諸処の事情でオプションのレクチャーや催し物に一切参加できなかったのは残念だったが、その分、復習と宿題をしっかりやったので、独習した時よりキチンと身についた感じはする。

最後の方は、練習問題の答え合わせを口頭で行う際にいきなり、それの応用問題を出されて、書けば簡単な文でも口頭だと咄嗟に出てこずに苦労し、そういえば詩篇であるのに私は声に出して読んでなかったなぁと改めて気づいたし、中々にチャレンジングな5日間であった。

50ページまで、と案内に書いてあり、それだと課の途中なので変だなぁと思っていたら、41ページで終わりだった。実はBeginnerクラスにした理由の一つは最後の課でやる(と思っていた)文法事項がかなりアヤフヤだったから、というのもあったので、Intermediateでそこから始めることが分かっていたら、Intermediateの方にしていたかと思う。ついていくのはかなり大変だったろうが。ちょっと残念だ。

来年も参加するかどうかは分からないが、するとしたらAdvancedに参加できるよう、これから1年で基礎をキッチリやっておこう。

No comments: