Sunday, 4 August 2013

近況

Beginning Greek with Homer を20課くらいで挫折した後、むりやりIliadのBook1をやってみた。が、20行くらいでストップしたまま。

今年の3月から始まって、イントロと最初の2回分くらいだけ読んだ、Gregory Negy教授のAncient Greek Heroes in 24 hours をなんとなくやり直し始めたら面白くて、めちゃくちゃな駆け足で後を追っているところ。

8月11日に終了することになっていて、いま、20課まで追いついて来た。あと1週間で4課終わらせなければならない。別に証書の必要もないんだからあせって終わらせる必要もないし、最初からじっくりやり直すべきだなとは思うが、一旦けじめを付けておきたいというか、そういう感じ。

それにしても、OUでローマ・ギリシア神話のコースを取りながら、これで3つ、Classics 関連のオンラインコースを取った。どれもなかなか興味深かった。知的な挑戦という意味ではこのNagy教授のコースが一番きつい。

会話に全然ついていけないことが多々ある。まぁ、題材の作品も読まず、参考資料も読まずにいきなり授業に出ているようなものだからあたりまえか。

それでもなんとかついていっているのは、ほとんどの作品を一度は読んだ事があるからだ。まったく馴染みのない作品はサッポーの詩編とフィロストラトスという人のHeroikosくらいだ。あと、最後の2課でやるらしいプラトーンは知らない作品かもしれない。

他は、ホメーロスのイーリアス、オデュッセイアから始まって、ヘシオドスの詩編、ホメロス詩編、ヘロドトスの歴史、アイスキュロスのオレステイア、ソポクレスのオイディプス、ユリピデスのヒポリトゥスとバッカイと、少なくとも英訳で読んだか、上演された物を観た事がある。

8月11日終了したら、ラテン語を始める予定。10月からOUのコースがスタートするうえ、最初の課題提出の前に2週間日本に行くし、もしかすると仕事関係のコースを同時スタートするかもしれないので、少し先に進めておく必要があるからだ。

なので、またギリシア語が中断すると思われる。

しかし、きっと、イーリアスに戻ってくる。

ラテン語も、来年取る予定のルネッサンス美術、あるいはシェイクスピアのコースも、寄り道、道草、回り道かもしれないけど、無駄にはならないと思う。西洋文化の全ての道はきっとホメーロスに繋がっているから。

もともとが、西洋文学の始まりであり金字塔であると評されたホメーロスがどんなものかという興味から英訳でイーリアスを読み、その世界があまりにキリスト教以降の西洋文化の精神世界と異なっている事に驚き、女の事で喧嘩したあげくに浜辺で泣くアキレウスのどこがヒーローなのかに戸惑ったのが始まりだった。

そしていまは、イーリアスに戻ってくる度にアキレウスが燦然と輝いて見える。

興味のある事を追い求めて行くには人間の人生は短すぎる、とヒシヒシと感じる今日この頃であるのだが、とにかく死ぬまでに一度イーリアスを原語で読みたいものだと思う。

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